マイクロワーケーションって、ありじゃね?

マイクロツーリズムとワーケーションを組み合わせた「マイクロワーケーション」これって、ニューノーマル時代の観光業の新たな商品開発のベースになりえると思うし、それだけではなく、地域の魅力を再発見(再認識)するきっかけにもなりえると思う。地元民が地元を再認識することで、国民総メディア化といわれるこの時代に即した地域発信の新しい仕掛けにつなげることもできるかもしれない。

営業マンのセールストークよりもユーザーの口コミのほうが物が売れる時代です。

さらにマイクロワーケーションで労働環境に多様性を持たせることでの生産性の向上、コワーキングスペースなどを利活用することで、地域ワーキングコミュニティの創造からの新規事業の立ち上げなど、いろいろ波及していきそうな気がします。

観光は観光、島原は島原、雲仙は雲仙、南島原は南島原、などと業種やエリアのしがらみにとらわれることなく、もっとオープンにフラットにつながっていくことで、ニューノーマル時代の新しい島原半島が生まれるのではないかと…そうなればいいなぁと思ってます。

「ワーケーション」って言葉が変に誤解されたりされなかったりって感じで独り歩きし、無理くりワーケーションを定義しようという動きもあったり、とまだまだこれからって感じですが、みんなが「ワーケーション」に取り組まなければいけないわけでもないし、ワーケーションがワークスタイルや観光のメインストリームになることもないと思ってます。

ただ個人的には「マイクロワーケーション」と自分が認識している働き方(個人的には、ワーケーションは「仕事+余暇」ではなくワークスタイルのひとつとして認識してます)を取り入れると、仕事しながら気分転換や頭のリセットができるし、アイデア出ししたいときや、ガッツリ嵌って作業したい時などは効率が上がるような気がします。人は非日常の環境に自分を置くことで、何かが変わるんでしょうね。

会社で仕事しようが、自宅で仕事しようが、コワーキングスペースで仕事しようが、おしゃれなカフェで仕事しようが、リゾートで仕事しようが、それが日常になっちゃうと、やっぱり環境変えたいな~って思うのが人間で、安近短のマイクロワーケーションはその願望をかなえてくれると思いますよ。